2020年から本格的に、株式投資を勉強するようになりました。2019年までは、ネットで調べた銘柄を決算短信や決算説明書等も読まずに、銘柄購入を行っていました。これがいかにバカだったのかは、あとになって気づきましたが・・・
2020年から、まずはYouTubeで投資について勉強を始めました。そこで得た情報から、本を読んで勉強をしました。ぜひ読んでいただきたい書籍は、ピーターリンチの『株で勝つ』という書籍です。株式投資とは、どういったものであるのかを教えてもらった初めての本です。もともと本を読むことが好きだったので、楽しんで読むことができました。
2020年に入り、勉強をしつつ選定した銘柄が、『すららネット』でした。今後は、教育にITが積極的に入る時代になることと、前期の決算で赤字となっていたが、次の四半期では黒字になるだろうとの予測と長期的にみて、教育×ITの伸びしろが大きいと思い購入しました。
購入後、順調に株は上がっていきました。追い風となったのは、『コロナ』です。2020年2月27日(木)19:00 安倍首相から、緊急事態宣言で来週から学校が休みになるとの発表がありました。その日は小学校のPTA役員会がおこなわれていて、学校長も開いた口がふさがらない表情で、先程首相からもありましたように、来週から休みになります。明日(金曜)1日で対応をとらなければなりません…と困惑の表情でした。
その時、私はスマホを開き、すららネットのPTS(時間外取引)をみると、ガンガン上がっていっている。急に学校が休みになる不安と株価が上がる喜びと訳の分からない興奮を覚えたの思い出します。これから、大変なことになると思うと同時に、この株は、上がるという確信を持っていました。
確信があったが、やはり3月の大暴落の恐怖には耐えることが出来ずに、結局損切りすることになりました。悔しかった・・・でも、あの時は怖かった。投資を始めて、約2年が経っていたがあのような恐怖はそうそう味わえることができない。いま思い返せば、いい経験だったと思う。
毎日のようにダウは、サーキットブレーカーが発動したり、とんでもない相場が続き、毎晩・毎日、過度な興奮状態であった。3月19日が日経の底だったと記憶しているが、あの時はいつになったら、下げ止まるんだろうと思っていた。
相場にいるととてもじゃないが、精神が安定しない為に、相場から退場した。今になって思えば、最高の買い場なのだが当時は、まだ下がるという恐怖から買いをいれることは、できなかった。
4月に入り日経平均も徐々に上向き始めて、ここで買いを進めていった。
100万から始めた投資が、小型グロース株を中心に買い集めて、5月には150万になり、6月には200万、7月には240万、8月には300万になっていた。
この頃は、小型グロース株を買い集めていたので、日々のボラも大きく、毎日ハラハラ・ドキドキしながら日々を過ごしていた。正直、本業になかなか力が入らずに頭の中が株のことでいっぱいであった。その後、上下を繰り返しながら、10月には、370万になっていた。
正直、この頃調子に乗っていて、『株初めて1年そこそこで、俺天才なのかも』って思ってしまった。この調子だと、年末には500万だなぁ~なんて、本気で思ってましたから。
みなさま、さぁーここからです。みなさんが期待してる下り坂は・・・そうです。そんなにうまくいきません。10月以降、マザーズが下がり続けて、コロナを追い風にしていたテック系小型グロースが崩れ始める。
崩れ始めているのに、認めることができず損切をすることができずに、あれよあれよと11月には、270万。12月には、220万。そして年明けに取り返そうと、1銘柄に突っ込んで、下落。180万。。。。
この頃には、精神がちょいと崩壊しており、もう株なんかやめようと思って。持ち株をすべて売って、ノンポジとなってました。
しかし、それでも相場を見る。決算書をみる。毎日のダウ・ナスダック・日経・マザーズが気になり毎日毎日チャックしちゃう。
新聞も見るし、Twitterで情報収集もする・あれっ・・・俺、投資が好きなのかも。単純に投資が好きなんだと思った。
2020年は、波乱の年でした。とても、もったいないことをしたと今でも毎日のように反省しています。でも、この経験があったから、リスク管理の大切さを知ったし、企業分析の大切さも知れた、あと・・インデックスのすごさを一番おもいしったかなぁ。
積み立てでやっていたインデックスに結局勝てなかったという事実を数字実績をみて愕然とした。
それでも個別株は好きだから続けようと思います。自分の精神と向き合って、いろいろと葛藤した2020年でした。そして、結果的に失敗したけど、いい経験になれたと思っています。それと、相場に残れて退場にならなかったから、良しとしよう。
2021年のスタートも厳しいがそれでも相場にいることが大切だと思い、必死で勉強しながらやっていきたい。